沖縄名義貸し事件 被害弁護団

沖縄タイムスH29.8.20紙面において報道された、沖縄県内で若者を中心に被害が出ている名義貸し事件について、弁護士有志で結成された弁護団からの広報を行います。

第5回債権者集会が開かれました

 平成31年4月25日(木)午前11時より、那覇地方裁判所において、債権者集会が行われました。
 管財人から、現在も警察が破産者本人等の口座の送金履歴を丁寧に調べており、今の段階で回収を諦める必要はないため、破産手続きを継続して捜査を見守りたいとの報告がありました。
 具体的な捜査状況の情報を提供することは出来ないが、管財人としては、今の時点で回収を諦めることは時期尚早であると判断したとのことです。
 そこで、警察の捜査に期待し、次回の債権者集会を半年後に設定して、捜査の進捗を待つことになりました。

 このように、警察の捜査は今も継続しており、管財人も債権回収を諦めていません。
 弁護団としては、あらためて、破産者にお金を渡した被害者の皆さんに対して、警察に被害申告をしていただくようお願い致します。
 警察が捜査を進めるためには、少しでも多くの被害者の皆さんが警察署に行って情報を提供することが、とても重要です。
 警察に行くと言っても、話をするだけで、何か難しい手続きをやらなければならないわけではありません。まだ警察署に行って被害相談をしていない方、名義貸し事件に関する情報をお持ちの方は、最寄りの警察署まで情報提供をお願いします!
 警察に被害相談をする際に持参するメモは、2017年10月15日の記事に掲載していますので、ぜひご活用下さい。

 次回の債権者集会は、平成31(2019)年10月31日(木)午前11時からとなっています。

 本弁護団への問合せ先が以下のとおり変更となりました。今後の問い合わせはこちらまでお願い致します。
  <新しい問合せ先>
  なせば成る法律事務所:担当弁護士折井
  098-894―6789
 (午前10時~午後12時、午後1時~午後5時)